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2010年 06月 23日

“髪はそらねど魚くはぬなり”        北枝
      (前句に心ありて関心なりと称し玉ふ)
 “蓮のいととるもなかなか罪ふかき      曽良
      (さもあるべし、曽良はかくの処を得たりと称し玉ふ)
 “四五代貧をつたえたる門”         翁
      (先祖のと直し玉ふ)
 “先祖の貧をつたえたる門”
 “宵月に祭りの上代かたくなし”       北枝
      (有明と直)
 “有明の祭の上座かたくなし”
 “露まづはらふ猟の弓竹”          曽良
 “秋風はものいはぬ子もなみだにて”     翁
      (我、此句は秀一なりと申しければ、各にも劣らぬ句有、と挨拶し玉ふ)
 “しろきたもとのつづく葬礼”        北枝
 “花の香に奈良の都の町作り”        曽良
      (はふるき、と直し玉ふ)
 “花の香は古き都の町作り”
 “春をのこせる玄じょうの箱”        翁
 “長閑さやしらら難波の貝多し”       北枝
       (貝づくしと直る)
 “長閑さやしらら難波の貝づくし”
 “銀の小鍋にいだす芹焼”          曽良
 “手枕におもふ事なき身なりけり”      翁
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by hirai_tom | 2010-06-23 02:08

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