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2010年 06月 15日


八月 朔日(九月十四日) 快晴。黒谷橋へ行。
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  上述の 『曽良随行日記』には”快晴。黒谷橋へ行。”とだけ在る。この黒谷橋は現在の位置の少し上流の場所(元黒谷)にあり、橋を渡って山越えで那谷寺方面(右)、川沿いに山代湯方面(左)と間道があった。
 
 出蔵屋自笑は其の時の事を、後に金沢の俳人句空に語っている。”此川のくろ谷橋は絶景の地也。はせを翁の平岩に座して手を打ちたたき、行脚のたのしひここにありと、一ふしうたはれしもと、自笑がかたりけるに、なつかしともせちに覚へて”
                      今の手は何にこたへむほととぎす    句空  

by hirai_tom | 2010-06-15 20:02

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