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2010年 05月 21日

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「さて、第二期の九谷窯は如何も思う様な成果が望めなく、短期間で閉じる事になった。」
「お主の父君、権左右衛門は、如何成された。九谷には御戻り為されなかったのか」
「田村権左右衛門は飽くまでも九谷での仮の名、京・江戸では後藤宗家七代顕乗としての立場が御座いました。」
「左様ですな。京の宗家が、江戸に移られたのも確か、その頃だったかと。」
「はい、その上、宗家を継ぐべき本家筋が皆、病弱で早世故に、其の後見役も」
「左様なれば、九谷窯までは無理と云うものでしょうなあ」
「はい、結局は、能登(天領地内)に居を構える才次郎定次と才次郎忠清親子による第三期の九谷窯と云う事に」
「親子とは云え離れて居てはちと」
「はい、其処は此の権十良が補佐すると云う形を執る事に」
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by hirai_tom | 2010-05-21 20:32

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